「電話をもらう」って、英語でなんて言いますか?

英語で”get a call”です。
こんにちは、たきです。
1つ1つの英単語の意味はわかっていても、英会話では使えないという経験はありませんか?
知っている英単語を、実際に使える表現へと発展させるために、情報発信を続けています。
それでは”get a call”が、英会話ではどのように使われるかを見ていきましょう。
まずはリスニングをしてみましょう。
会話例


音声: 11.ai
Did you get a call after the final interview?
最終面接の後、電話きた?
Yes, I got the job!
うん、採用されたよ!
表現の解説
- “the final interview”: 「最終面接」という意味です。
- “got the job”:「仕事を得た=採用された」という意味です。
”Get a job.”は、命令文の形で、アメリカ英語のスラングでは「しゃきっとしなよ」です。例えば、友達同士の冗談や、親が子どもに言う場面などで使われることが多いです。
発音の解説
- “Did you”: “Did” と “you” はつながって「ディッジュ」と発音されます。
- “get a” : “get” と “a” がつながり、「ゲッラ」と発音されます。この音声変化は フラップT と呼ばれます。
フラップTはどういうときに起こるの?



“t” が、母音(ここでは”e” と “a”)に挟まれているときです。”t” が “d”や日本語の「ラ行」 のように発音されます。
- “the” : “the” は弱くなり、「ザ」ではなく「ダ」に近い音で発音されます。
- “interview”: “t” がほとんど聞こえず「イナヴュー」のような発音です。特にアメリカ英語で起こりやすい現象です。
- “I got” : “I” と “got” がつながり、「アイガッ」と一息で発音されます。”got” の “t” の音は、自然に速く言うと、”t” はほぼ聞こえないことがあります。
- “job” : “job” の”b” の音は、単語の終わりにくると弱めに発音されやすいです。
関連表現と解説
1. expect a call「電話を待っている」
“Are you expecting a call from the company today?”
「今日、会社から電話を待ってるの?」
“Yes, they said they would call this afternoon.”
「うん、午後に電話がくるって言われたよ。」
- “expect a call”: 「電話を待っている」という意味で、誰かが電話をかけてくることを予想している状態を表します。
- “expect” は「予期する」「期待する」という意味です。
- “this afternoon”: 「今日の午後」という意味です。
2. make a call「電話をかける」
“Did you make a call to the customer?”
「お客さんに電話した?」
“Yes, I called them this morning.”
「うん、今朝電話したよ。」
- “make a call”: 自分から電話をすることを表現するのに使います。
- “them”は”the customer”を指しています。
英語では、特定の単数の人を指す場合でも、性別を明示しないために”they”や”them”を使うことがあり、この場合もお客さんを指す代名詞として”them”が使われています。
- “this morning”: 「今朝」という意味です。
まとめ
- 「電話をもらう」は、英語で”get a call”
- フラップTは、”t” が母音に挟まれているときに起こる